その業界・会社のことしか考えていないとアピールしすぎる

確かに、就職したい業界はあると思います。

本当にその業界が第一志望でそれ以外絶対に考えられず、
その業界一本で就活している場合もあるでしょう。

それで「私はこの業界しか考えておりません」と言うのは構いません。

その熱意が本当に確かならば、自然と自己PRにも出てくるものですし、
面接でもその雰囲気は伝わるものです。

しかし、現実的にはそういう学生ばかりではなく、入りたいという業種はあるものの、
今日は広告業界、明日はメーカー、その次は保険業界…など
いろいろな業種の企業へ就活していることが多いでしょう。

それなのに「私はこの業界しか考えておりません」などと迂闊に言ってしまったら、
そのほころびは必ず現れてしまいます。

まず、そこまで深く考えているわけでない言葉であれば、
やはりそれが文章にも現れてしまうもので、その「私はこの業界しか考えておりません」
というフレーズだけが妙に浮いて見えてしまうものです。

それに面接でも「どうしてこの業界しか考えられないのですか?」
といった質問をされるのは当然で、本当に確たる信念がなければ、薄い答えしかできず、
別にこの業界にこだわっているわけではないな、ということがバレバレになります。

しかも「御社しか考えておりません」などということを言ってしまうのは、
本当でないかぎりかなり危険です。

ある中小企業の採用担当者も、「ウチ程度の会社がそんなに有名じゃないはずなのに、
御社しか考えておりません」なんて言われると、
ウソつくなよ、とツッコミたくなるよな」と言っていました。
そんな浮ついた嘘をつかれて不愉快になるものです。

誰もが憧れるある一部上場の大企業の採用担当者すら「御社しか考えておりません」
という言葉はまったく信用していないと言っていました。

学生はほかの会社も掛け持ちしているのは、どの採用担当者も知っている、
というか、世間誰も分かっていることです。
それを大げさに言ったところでマイナスにしかなりません、
まったくその業界を調べないというのも大きな問題ですが、
志望動機はもっと論理的に考えるようにしましょう。

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